建築材料が手に入らない

コロナ影響で中国から建材が来ない

建築業界では、新型コロナウィルスの影響で、便器、IH、食洗機が手に入らない状況が発生しています。
新築で引き渡ししたくてもトイレが付いていないため、引き渡しできないということが起きています。そうすると仮住まいのアパート代などを請負業者側で補償することになります。業者のミスではない責任はなんとも言えませんね。場合によっては下請けの水道屋さん負担になることもあります。
建て主は工務店にクレームします。工務店は水道屋さんへクレームします。水道屋さんは建材屋さんへクレーム。建材屋さんはメーカーへクレーム。メーカーは中国の工場へクレーム・・・。
さて、最終的に金銭的な責任を負うのは誰でしょうか。窓口は工務店なので建て主さんへの支払いも工務店ですが、水道屋さんにトイレを頼んでいたら、工務店から水道屋さんへ補償の請求が行くかもしれません。
力関係で、どこが補償をするかが決まります。ここでは下請けという立場の弱い水道屋さんが最終的に補償する可能性が高いです。
良心的な工務店、もしくは工務店自身がトイレを購入し水道屋さんに付けてもらうのでしたら、元請け業者としての責任で、工務店が負担するでしょう。
建て主さん(お客さん)はこういったときのためにも契約書を確認しておきましょう。

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