加古川市K邸

臭い過敏症の建て主さんに対応しました。

設計段階で、建て主さんに樹木の選定で、おがくずを送りました。ヒノキ、スギ、赤松、モミです。
ヒノキとスギの臭いがきついということで、床をモミ、梁を赤松にしました。
下地や天井はスギ、柱はスギとヒノキです。
床の面積が一番大きいので床に臭いの少ないモミを採用。
平屋でロフト付。北からの採光で家全体が明るくなっています。

薪ストーブを入れる予定でしたが工事が夏で、薪ストーブがなしになりました。
冬になると薪ストーブを入れるべきだったと後悔していました。

設計段階で冬だと暖房に力が入り、夏に設計だと冷房に力が入るものです。

壁材は高千穂のシラス壁(特殊な火山岩の粉が主)とし、臭いを壁が吸着するようにしています。

工事費 2080万円+税